2018/02/23 (金)

パンダの涙 

上野動物園でシャンシャンが生まれて沢山のビジターでにぎわって
いますが、パンダは中国の生き物、だと思いますか?
いま中国政府がパンダが中国固有種のようにアピールしていますが
元々は違う国の固有種でした。

それがチベット国です。ダライ・ラマ14世で有名ですが、
1950年に中国に軍事的に支配占領されて、中国の1つの自治区に
なっています。いまかつての独立国は、チベット亡命政府として
存在していますが、その責任者はロブサン・センゲ首相です。

このチベット国は仏教を中心とした大変平和友好的な国でした。
1950年、中国共産党軍が一方的にチベット国に侵攻して支配しました。
今の四川省の半分はチベット国=チベット自治区です。
元々は独立国家で国連にも派遣団をだせる正規の国家でした。

パンダは占領したチベット国の固有種だ、ということのカモフラージュなのか、占領後、中国国内へ生育地を移しています。

このチベット国のランゲ首相は、今でも各国へチベット国の独立を
訴えていますが中国と事を構えたくないため無視されている状況です。
昨年、日本でも政府要人や日本の有識者との会談の中で、1950年
中国共産党軍の侵攻を食い止められなかった原因は、自国の国防
能力の低さ、と言っています。

非暴力主義=仏教的な考え、で国を治めていましたので国防、軍隊
への関心が低い国家でした。そのため暴力的な中国共産党軍に一方
的に侵攻され、いまだに支配されています。

これは日本も他人事ではありません。
中国共産党軍の侵攻で、チベット国民の死者数は、1979年までの30
年間で、約120万人と言われています。

選挙も無く、他国支配侵略を公然とし(ウイグル国など)、報道
の強い規制もある国が、隣国にいる、という認識を私たちはもっと
知らなければなりません。

シャンシャンはとっても可愛い。愛おしいです。
でもパンダの涙を知った時、日本にできることは、まずはチベット
の二の舞は踏まない、そして自由を尊重できる国を守ることだと
思います。