プーチンは国際法違反か。もちろんアメリカも国際法違反。
今日の日経新聞ではロシアの情報統制、偽情報の拡散の記事が出ていました。
まさにその通りですね。ひどい 偽情報 のオンパレード、と思います。
同じくウクライナ側、アメリカ側もひどい フェイク・偽情報 の山です。
お互いのプロパガンダをどこまで信じていいのか・・・分からないですね。
テレビなどで被害になった市民をみていると、もうそんなこと(真実か偽情報)どうでもよくて
早く、早く争いをやめてほしい!
早く安全な街に戻してほしい、と切に思います。
そんな中、バイデン側からウクライナ侵攻は国際法違反、と非難されています。
たしかに、そうですね。主権国家に侵攻したのですから、たとえ市民が本当に大量に殺戮されていても国連の平和維持活動として・・・始動に時間がかかりますが・・・動くべきですね。
しかし、ここで思い出してほしいのです。
ここまではバイデン側の主張は正しいですが、
『他人の行為を道徳的に判断する者は、同じ基準で評価されるべき』
(米レーガン大統領外交顧問 ダグ・バンドゥ氏)として、いままでアメリカがしてきた戦争犯罪の数々を列挙しバイデン政権を非難しました。
たとえば・・・
▢昨年夏、アメリカはアフガニスタンから辛くも撤退しましたが、その後もドローン攻撃で民間人480名近くを殺害しています。その中に南東山岳地で牛の放牧中に女性、子供など7人の村人が殺害されています。(2021年11月)
▢シリアでは、アメリカの侵略で、民間人7,000人が殺害。路上の子供たち、畑作業中の農民への爆撃命令が出ていた。
▢リビアでは、独裁者カダフィを殺害。結果リビア内ではいまでも内戦がつづき数千人単位の市民が殺害されている。カダフィ政権下では民間人を巻き込む紛争は無かった。
▢アメリカのイラク侵攻。数万人単位で市民が殺害。数千キロ離れたイラクは、アメリカ国土への脅威はなかった。また大量破壊兵器も無かった。
▢アメリカのパナマ侵攻。当時、アメリカはパナマ国内のアメリカ人の命を守るために侵攻したと主張。パナマの貧しい村々は数千人の村人が殺害された。(1989年)
以上は、国連での決議を受けずに単独で侵攻しています。(一部、のちに国連軍と合流)
これを見て、いまのアメリカ、ヨーロッパのロシアへの非難は、どうでしょうか。
ウクライナのゼレンスキー大統領が国際法違反を非難するなら分かりますが・・・。
だから、マスコミの方々へ。
このウクライナ紛争でお金儲けしないでほしいです。視聴率を稼がないでほしいです。 真実、信ぴょう性、公平性のある情報、スポンサーに影響されない情報を報道してほしい。
これではまるで、『マスコミ型民主主義』です。大衆の感情のコントロールを感じます。
先のタグ・バンドゥ氏のように知恵のある、勇気ある報道をお願いしたいです。