
プロフェッショナルが教える・・・お掃除と洗濯が楽な家 vol.2
みなさま、明けましておめでとうございます。
新年早々、オミクロンの感染者数が世界的に激増している中、あまりおめでたくもありませんが、
しっかり感染防止対策を行って、今年も一つでも多くの幸福を作ってまいります。
・・・前回の投稿からかなり間があいてしまいました<(_ _)>
今回、『お掃除と洗濯が楽な家』の特集の続きをお話しします。
今回は STEP 2 『いまどんなことに困っていますか?』 です。
前回ご用意するものとして
・紙とエンピツとメジャー でしたね。
さてこれらを使ってあなたの頭の中身を解体、分析してみましょう。
質問;『いまどんなことに困っていますか?』
たとえば・・・
『全体的に収納庫が足りない。』
『リビングに小物やポンと置いてしまうものが多くていちいちどけての掃除も大変。』
『洗濯物の干し場、たたむ処、収納する処が混雑すぎる。』
『室内干しメインですが、洗濯物がなかなか乾かない、しかもなんとなく臭い・・・』
こうしたお悩みありませんか?
① まずは、書き出してみましょう。
お困り、お悩みな点を紙に書いてみましょう。
もし10個以上出てくる場合は、似たようなものがないか、確認しましょう。
そして、それらに優先順位をつけてみてください。
② その内容を解決するための方法を考えます。
たとえば、家電設備的なもので解決できるもの?
または広さで解決できるもの?
もしかすると生活習慣で解決できそうですか?
これらを分けて考えてみましょう。
さてここまでは当たり前なことばかりお話ししてきましたが
解決方法の例として3つ、家電設備的なもの、広さ、生活習慣・・・
実は、これらすべて建築のプランニングに反映できるものなんですね。
ここに一つのポイントがあります。
現状を把握するために
いまの生活空間の大きさ、つながりを確認してみましょう。
そして、細分化していきます。
例えば、『洗濯物の干し場、たたむ処、収納する処が混雑すぎる。』
▢洗濯物の干し場が室内の場合、その長さはいくらですか?そこにお日様は当たりますか?
▢たたまないでいいものはありませんか? ハンガー干しのまま収納できればいいものなどありませんか?
▢洗濯物の収納場所は各寝室ですか、たたみ場の近くが便利ですか?1か所にまとめた方が便利ですか?
などなど。
さて次回はもっと具体的な内容でお話しします。