住宅業界5つの”非”常識 ①バトンリレー方式の情報伝達
皆さんこんにちは、キャナエル設計代表の谷平です。
私は大手ゼネコンから工務店、設計事務所など数多くの住宅関連の仕事についた上で、現在キャナエル設計を経営しています。
これから5回に分けて、住宅業界の常識の中でも、一般には広く知れ渡っていない”非”常識を解説していこうと思います。
今回は、「バトンリレー形式の情報伝達」についてです。
まず質問です。
あなたが建てている住宅に関して、追加で要望を伝えたい場合、その要望は何人を経由して現場に届くでしょうか?
答えは、4人です。
というのも住宅業界は大きなお金が動く分、とても複雑な構造になっていて「元請会社」から「下請会社」、「孫請会社」に行き、最終的に親方さんや大工さんが建物を建てていく仕組みになっています。
なので、最低でも
あなた→営業担当→設計者→見積・発注者→現場監督
を経由して初めてあなたの要望は届きます。まさに伝言ゲームです。
これであなたの要望は現場に間違いなく届くでしょうか?
これを解決するには、最後まで責任感を持って現場に要望を反映させてくれる「営業マンを見つける」しかないですが、
営業担当者の最大の関心事は自分の営業歩合給です。
正直、営業職は基本給だけでは食べていけない過酷な条件なので仕方ないですが、
契約をしたらすぐに次のお客さんを追いかけるのが普通の営業マンです。
もし、契約後も面倒を見てくれる営業マンを見つけたら、その人は「本物」です。
最後まで責任を持っていい仕事をしてくれると思います。そうした営業マンの共通点は「必ずデメリットも言うこと」。会社の都合ばかりでなく、お客様の立場に立ってモノが言える人を見つけることが大切ですね。
以上、次回は「強い構造と長持ちする構造の違いについて」です。お楽しみに!!