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ウクライナ侵攻に思う。

とうとうロシアがウクライナ侵攻を始めた。

当然ながら非戦闘員の多くの市民が被害にあっています。 決して許せない暴挙です。

ウクライナ国内に限らず、生活、仕事、の被害も広がっています。

今回のプーチン大統領のウクライナ侵攻に強く抗議したいです。

理由はどうあれ、武力にたよる政治は全否定します。外交の延長に戦争はありますが、

このウクライナ侵攻の罪はとても重いものです。

同じく、ロシアをここまで追い込んだ西側、米国、バイデン大統領、そして

ウクライナのゼレンスキー大統領の罪も重いでしょう。

特にゼレンスキー大統領、あなたは多くの国や世界の人々を巻き込み過ぎた。

あなたの無明な政治判断が多くの犠牲を生んだと思います。

1962年10月、アメリカ南東のキューバ危機が、今回のウクライナ侵攻になぞらえます。

当時、アメリカ合衆国はケネディ大統領でした。冷戦時代のソ連フルシチョフの指示のもと、

アメリカの喉元にあるキューバにソ連側の核ミサイルの設置に徹底的に抵抗したケネディの断行を指します。

キューバから核ミサイルが発射されると、米国はその報復のミサイル発射ができない、

短時間で首都に主要都市に着弾してしまう。

これは国の主権を奪われる行為、との判断から、ケネディは海上封鎖を徹底し断行しました。

結果、フルシチョフはミサイル設置を見合わせ、両国の目的であった非戦、非敗北を互いに保持できたわけです。

今回も同じような図式でしょうが、ケネディのキューバ危機と違う点が3つあります。

1,ウクライナの反ロシア派の政権は、ロシア系国民をこの数年間、ジェノサイドしている。

2,ウクライナの反ロシア派の政権は、アメリカのネオコンと経済的な強いつながりがある。

そしてアメリカ、欧州のネオコンはロシア国益を守るプーチンが大嫌いです。

3,いまのロシアは冷戦時の全体主義国家ではなく自由、信仰を認める国家である。

※ロシア正教会で洗礼を受けたプーチンは、(彼なりの)自由を認め、人権を認める国家像を持つ。

ここがケネディのキューバ危機と大きく違う。

当時のキューバやソ連は無神論国家であり、宗教を否定していました。

いまの中国や北朝鮮と同じ国体です。

さらに無神論国家の中国では、ジェノサイドへの犯罪意識が希薄だと思います。

ウイグル人への弾圧、チベット、南モンゴルでの弾圧、香港での自由のはく奪など、人が人に対する

行為とは思えないことを平気でしている・・・。

プーチンは賢い。少なくともバイデンやゼレンスキーやマクロンよりも賢い。

ロシアがウクライナ侵攻の結果、国際社会からどのような反作用が起こるかは十分に承知していたでしょう。

しかもプーチンは、欧米のネオコンから大変嫌われている。(ちなみにトランプは、ネオコンではありません。)

欧米の報道操作で欧米寄りの世論が形成されることも承知していたはず。

なのになぜ侵攻したのか? ここをもっと知らないと危険です。

日本は欧米と違い、ロシアと隣接しています。

北方四島、北海道で隣接しているので、東のウクライナ化にならないよう用心が必要です。

コロナでもそうでしたが、日本の報道だけ見ていても真相は見えないので残念です。

この国の報道機関にはもっと独立心をもっていただきたいと思います。

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