脱・炭素で大丈夫か? 『グレタ教の矛盾』
COP26もなんだか失敗に終わったようです。
これで良かったのか悪かったのか、明確な答えは中々でないかもしれません。
さてここで現状の大前提を再確認しましょう。
各国が発表している二酸化炭素の排出量は・・・なんとなく嘘っぽいです。
特にC国など、GDPも感染者数もかなり統計をいじっていますね。
ですからあまり信用できない数字ではなく、各国が消費している石油、石炭、ガスの総量から
国際標準的な換算率で二酸化炭素の排出量を割り出した統計があります。
それによると・・・
第一位;中国 中歌人民共和国 9,893百万トン ⇒ 30.9 %
第二位;米国 アメリカ合衆国 4,432百万トン ⇒ 13.8 %
第三位;インド 2,298百万トン ⇒ 7.1 %
では、日本はというと 第五位 1,026百万トン ⇒ 3.2 %
中国は世界の1/3 近くを占めています。
しかも宇宙に衛星基地までもつような世界第二位の経済大国ですね。
発展途上国とはもう言えません。
脱炭素に熱心なグレタさんの矛盾の一つに
なぜかこの中国への指摘が弱い、いえ指摘が無い、のですね。
二酸化炭素排出量のシェア率3.2%の日本などを叩いても
世界の3割を占める 中国の排出量を客観的に正しく(自国の報告ではなく)把握し
削減した方が圧倒的に地球には優しいのでは?と思ってしまいます。
このグレタ教に大人たちはおどらされているのか、考えなくてはいけませんね。
ちなみにヨーロッパではイギリスで317百万トン(0.99%)、フランスで250百万トン(0.78%)。
原子力発電が活発なため高効率なエネルギー環境のため経済活動に対してCO2が少ないと言えます。
日本もエネルギー政策を見直すいい機会かもしれません。