
プロフェッショナルが教える・・・お掃除と洗濯が楽な家 vol.4
『お掃除と洗濯が楽な家』の特集の第4回目のお話しです。
STEP 2 『いまどんなことに困っていますか?』 でした。
その具体例をお話ししました。
例1;『全体的に収納庫が足りない。』でしたね。
解決策は・・・
①まず現状を知る。
②スキップフロアーを活用する。
③具体的な収納の配置。
以上でしたが、今回も具体例で説明してみましょう。
例2;『洗濯物の家事動線をスッキリ&手軽にしたい』です。
ここでも解決策はまずは
解決策①;現状を知る、です。
どこに不満があるか、どこを改善したいか、客観的に知りましょう。
干したくてもスペースが無い、昨日の洗濯物が取り込めていない、乾き方が遅い。
たたむ、収納が面倒、外干ししたいけど花粉や天候が気になる・・・。
まずは現状把握ですね。これをプロのプランナーに相談しましょう。
解決策②;洗濯動線を考える。
2階建てで2階に干したいとき、洗濯機は1階ですか?浴室の隣の洗面室に
洗濯機がある場合がほとんどですね。
一般には浴室は1階がおおいので洗濯機も自然と1階でしょう。
収納は子供室、主寝室の収納でしょうか?
その場合、2階が多いですね。
それは何時頃洗って干して、取り込んで、収納しますか? 朝出勤前ですか、夕食後でしょうか?
洗濯物を集める⇒ 選択する⇒ 干す⇒ 取り込む、たたむ⇒ 収納する。
洗濯物の干し方を考えて、ピンチハンガーも工夫して、たたまずにそのまま収納できる
収納スペースを確保する、という考え方もあります。
その時に作業がワンフロアーで済ませると楽ちんです。
その時に2階に洗面洗濯+浴室というプランもあるかも知れません。
以上のように
『いまどんなことに困っているか?』を追求していくとプランもいろいろな形を生み出していきます。
同時に『これからどんな風に暮らしたいか?』を追求していくこともいろいろなプランが生まれます。
次回は、『お掃除と洗濯が楽な家』の核心にはいっていきます。
いままでは、ふつうの解決策でした。
次回からは、キャナエル設計でないとできない解決策をお話ししましょう。